若いころはそれでもよかったものの30歳を超えると徐々に体型は崩れ、鏡を見ると「誰?」と疑うような体型に。。。
生活習慣や食生活、産後など、人ぞれぞれ太ってしまう、体型が崩れていしまう原因は様々です。
いざ自宅やオンラインダイエット、ジム通いなどダイエットに挑戦しても、なかなか思うように痩せないのはなぜでしょうか。
今回はより効率良く痩せるために理解しておくべき基礎代謝について解説していきます。
結論!うまく痩せない原因は基礎代謝にある!
合理主義の俺的には無駄な時間とか労力を費やしたくないわけ。だからせっかくダイエットするなら効率良くしたいなと。そこで注目すべきは「基礎代謝」なんよ。
痩せる基本的な仕組み
まずは痩せる基本的な仕組みから理解していきましょう。
基本的には「摂取カロリー<消費カロリー」ではありますが、実際にはそんな簡単に痩せられるものではありません。
「カロリーを抑えているのに痩せない」
「これだけ運動しているのに痩せない」
と感じている方も多いでしょう。
カロリー制限・運動でも痩せない理由
カロリー制限・運動でも痩せない理由は「基礎代謝」にあります。
基礎代謝つまり、人が生きているだけでカロリーを消費することです。
体温を調節したり、血液を循環させたり、呼吸や寝ているだけでも自然とカロリーを消費しますが、この基礎代謝が下がってしまうことで結果的に痩せない体へとなってしまいます。
疲れている時にダイエットしても効果が出にくい理由
ただでさえ仕事や家事、育児で疲れているのに、無理してダイエットするのは拷問のようなものです。
人間は極度に疲れていたり、極度のストレスを感じている状態だと「基礎代謝を下げる」ようになっています。
簡単にいうと「生命の危機」だと勘違いして省エネモードに切り替えてしまうわけです。
体力的にも精神的にも疲れた状態で行うトレーニング(ダイエットも含む)は例え激しいトレーニングを行ったとしても、元気な体の状態よりも効率は大きく下がります。
その他、睡眠不足もこの省エネモードに切り替わる原因となります。
基礎代謝を上げる5つの方法
では下がっている基礎代謝を上げるにはどういったことをしなければいけないのでしょうか。
基礎代謝を上げるには以下の大きく5つのポイントを押さえなければいけません。
- 自律神経を整える
- 食生活を見直す
- 適度な運動をする
- 生活習慣を見直す
- 水分を補給する
現在、ダイエットに挑戦している方は、まずこの5つを見直してみましょう。
自律神経と太る関係性
自律神経とは体の様々な器官を調節する働きをする神経のことで、交感神経と副交感神経が交互に活発化することで保っています。
このバランスが乱れることで、交感神経が強く働き続けると代謝が落ち、結果的に太る(痩せにくい)体へとなってしまいます。
自律神経が乱れているかわからない方もいると思いますので、いくつかチェック項目を紹介しましょう。
該当するものが多ければ自律神経が乱れている可能性が高いので、整えることから始めましょう。
- なんだか眠れない時がある
- めまいや耳鳴りがする
- 胸が苦しい、ザワザワする時がある
- 電車に乗ると動悸がすることがある
- いつも手足が冷えている
- 体の一部だけ汗をかくことがある
- 胸やけや満腹感が続く
- 下痢や便秘を頻繁に繰り返している
- 肩こりや腰痛が治りにくい
- 気候の変化に弱い
- やけにまぶしい時がある
- 喉に違和感がある
- 風邪でもないのに頭が痛い
食生活と太る関係性
一日の消費カロリー<摂取カロリーになれば太るのは当然ですが、カロリーだけでなく、太る原因には食生活も関係しています。
冷たい食べ物は内臓の働きを鈍くしたり、体温を下げる原因となりますので、基礎代謝を上げるためにも温かい食べ物を意識して食べるようにしましょう。
基礎代謝を上げるためには「体を温めて内臓の働きを高めるもの」と「筋肉のもととなって脂肪燃焼効果を高めるもの」の大きく2種類があります。
体を温めて内臓の働きを高める食べ物例
・玉ねぎ、ネギ、ニンニク、にらなど(硫化アリル)
・さつまいも、カボチャ、ごま、アーモンドなど(ビタミンE)
・唐辛子(カプイシン)
・生姜(ショウガオール)
筋肉のもととなって脂肪燃焼効果を高めるもの例
筋肉のもととなっているタンパク質はおもにアミノ酸から作られているため、良質なアミノ酸を摂取する=筋肉量が増える=脂肪燃焼効果を高めます。
・豚肉、鶏肉、大豆、カツオなど(アルギニン)
・チーズ、豚肉、カツオ(プロリン)
・鮭、アジ、しらす、ホタテ、シジミなど(アラニン)
・肉類、魚介類、大豆、チーズ、牛乳、レバーなど(リジン)
適度な運動と太る関係性
運動をせず、一日の消費カロリー<摂取カロリーになれば、おのずと太っていくのは当たり前ですが、それだけでなく、運動と太ることには深い関係があります。
確かに、ウォーキングやトレーニングなど適度に運動することは健康にも良いことですが、毎日同じことを繰り返していくうちにそれが体にとって平均的になってしまい、マンネリ化します。(体的にも気分的にも)
平均的な疲労が、平均的に蓄積することで、体が省エネモードに変わり、代謝を下げる原因に繋がってしまいます。
また、逆に運動に慣れていない方が急激に運動量を高めることでこちらも体が省エネモードヘと切り替わり、代謝を下げてしまいます。
適度に休みを入れながら継続的に行い、メリハリをつけることが大切です。
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生活習慣と太る関係性
「毎晩お風呂に浸からずシャワーだけ」「睡眠時間が少ない」「寝具は昔買ってそのまま」「水はあまり飲まない」など毎日行っている生活習慣からも基礎代謝を下げてしまったり、自律神経を乱してしまうため、太る原因に繋がってしまいます。
生活習慣を見直すこともダイエットのためには必要です。
できるだけ毎日湯船につかる
できるだけ毎日に湯船につかることで体を温め、血液やリンパの流れを促進し、老廃物の排出を促します。
また、入浴は気分的にもリフレッシュすることができるため、ストレス解消の1つともなります。
入浴前にコップ一杯の水を飲むことで発汗作用を高めるためオススメですよ。
睡眠時間をしっかり確保する
睡眠不足は健康に良い事は全くありません。
アメリカ、スタンフォード大学の研究では睡眠時間が短い人ほど太りやすいというデータも発表されています。
睡眠時間が短い人は食欲を出すホルモン「グレリン」が多く、食欲を押さえるホルモン「レプチン」が少ない傾向が強くあるためです。
睡眠不足は寝ている時に分泌される成長ホルモンが少なくなるため、新陳代謝が上手く行われない結果、基礎代謝を下げる原因に繋がってしまいます。
また、睡眠が足りていないと体力の回復も遅く、ストレスも溜まりやすいため、双方の面で悪影響を及ぼしてしまいます。
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寝具を見直す
睡眠不足に付随して、効率的に睡眠をとるには寝具の見直しも必要です。
いつ買ったかわからないような古くなったマットレスやクタクタの枕は、寝心地が悪いだけでなく、良質な睡眠をとることができません。
健康やダイエットとのためにも適切なタイミングでの寝具の見直しをオススメします。
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水分補給と太る関係性
最後は「水分補給」です。人の体のほどんど水からできているという言葉は聞いたことがあるでしょう。
体内の水は血液として体中に回り、酸素や栄養素を届ける役割を果たします。この大切な役割を果たしてくれる水分が不足することで、体に悪い影響を与えてしまいます。
その1つとして挙げられるのが「水分不足による基礎代謝が下がる」ことです。
逆を返せば、適切な水分補給をすることで、体の細胞が活発になり、基礎代謝を上げることに繋がるため、結果的に痩せやすい体質になります。
では、実際にどのくらいの水分が必要なのでしょうか。一日に失う水分(汗や排尿、排便)は約2.3リットルと言われています。
また、食事による水分摂取量は約0.6リットル(600ミリリットル)、体内で作られる水分である分解水は約0.2リットル(200ミリリットル)なので、単純に計算しても2.3-(0.6+0.2)=1.5リットルの水分は必要とします。
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効率良く効果的に痩せるには基礎代謝を上げるのが一番
- 自律神経を整える
- 食生活を見直す
- 適度な運動をする
- 生活習慣を見直す
- 水分を補給する
の5つを行い、基礎代謝を上げて太りやすい体から痩せやすい体に改善していきましょう。