玄界灘に浮かぶ、人口約28,000人の離島、壱岐。長崎県の離島ではありますが、博多港から高速船で約1時間という、福岡から意外と近い所にあります。
福岡に住んで20年目と、人生の半分以上福岡で生活している為、どちらかというと地元民の意見というよりは、もはや観光客目線となってしました。
とは言うものの、高校までの18年間壱岐に住んでいた僕から見ても、気軽に行ける観光スポットとしてオススメしたい壱岐。
壱岐と言えばとにかく綺麗な海。もちろん魚が美味しく、福岡に住み始めてあらためて地元の魚の美味しさを実感したものです。まぁ、安くてただ飲み散らかしたいだけの学生時代は、チェーン店の居酒屋ばかりなので、尚更その差が実感できたでしょうから(笑)
福岡のチェーン店の居酒屋で刺し盛を頼んで食べた際に絶句したのも今となっては良い思い出です。
そんな僕が壱岐旅行で行って欲しいところ・・・・
辰の島(たつのしま)
僕の地元である石田町には日本海水浴場100選にもいつの間にか選ばれている「筒城浜」や「大浜」「錦浜」など、綺麗な海水浴場がありますが今回は壱岐市の北部に位置する勝本町から更に船で渡る小さな無人島である「辰の島」です。
まぁ、同じ壱岐の海やし大して綺麗さなんてどこもかわらんやろ・・・
なんて昔は思っていましたが、いざ行ってみる
まっ、まじか!
と壱岐出身である僕もひくくらい綺麗なスポットです。実際行った人のTwitterの投稿はこんな感じ。
みんな、夏休み泳ぎに来てね😊#壱岐#辰の島#筒城浜 pic.twitter.com/hltvNF3Rwh
— 増田 匠 (@rikujou0404) 2017年5月27日
🏝
無加工#壱岐#辰の島#エメラルドグリーン pic.twitter.com/ldgVnR8u61
— 大野 茜 (@akanedaifukuuuu) 2017年8月5日
こんな天気のいい日に図書館でお勉強なんてお天道様に申し訳ない。
壱岐の海で泳ぎたいばーい😌
辰の島の海の綺麗さ年々増していってる😉 pic.twitter.com/W1gZyDqacf
— 鋸崎翔太 (@shimano_otoko) 2017年7月25日
ね、ひくくらい綺麗でしょ。なぜ同じ壱岐なのにダントツで綺麗なのかは謎ですが、どうせ行くならより綺麗な海の方が皆さん喜んでくれるかと。
ここ辰の島は環境省が選ぶ「快水浴場100選」に選定されているだけでなく、国定公園の特別保護区域にも指定されています。また国指定の天然記念物である「辰の島海浜植物群落」もあります。
辰の島の透明感
Twitterのフィードでもご覧頂いたように、ここはどこだ?と言わんばかりに透き通った綺麗な海。福岡で長年生活している僕が、九州のその他の海に入るのを躊躇する理由をわかって頂けるのではないでしょうか。
壱岐の海水浴はいつから?
今年は壱岐の海に行こうとお考えのあなたなら海水浴場の解禁はいつからか気になるところ。
通常壱岐では7月中旬(海の日の3連休)から8月末までとされており、海水浴場として「※登録されている全9か所」では遊泳区域をブイで示され、監視員が9時から17時くらいまで配備されています。
※辰の島、筒城浜、大浜、錦浜、大島、里浜、清石浜(くよしはま)、串山、塩樽、小水浜、ツインズビーチ
7月の海開きから8月のお盆前くらいまでの期間に合わせて旅行計画を立て、行ってみてください。
※お盆を過ぎると、気温的には全然泳げますが「クラゲ」ちゃんが出てくるのであまりオススメしません。
んで辰の島ってどうやって行くん?無人島やろ?
辰の島の行き方
壱岐はただでさえ離島のうえ、辰の島は更に渡った無人島。 無人島に行くなんて非日常的な事だから不安になりますね。では実際に僕が辰の島に行った流れに沿って軽く説明します。
1.宿泊先から目指すところ
まずはあなたが宿泊しているホテルなり民宿なりから勝本港へ、そして辰の島行きの船着き場へ向かいます。
辰の島に行く際、船着き場から辰の島へ渡って海水浴を楽しむ「渡航」のみ、辰の島巡りと海水浴を楽しむ「遊覧と海水浴」、辰の島に上陸はせず周りをクルーズする「島巡り遊覧」がありますが、これから紹介するのは「渡航」のパターンです。
2018年は3月11日から11月30日までは定期便が運航されています。(夏休み期間中は増便)
渡航スケジュールは以下のリンク先より確認してください。
さて、船着き場近くの受付で料金を払い待っていると、こんな船が到着します。
これに乗って、いざ辰の島へ。(地元民のクセに完全に観光客気分ww)
調子に乗って船の先端にもいけますが、多少揺れるのでスマホを落とさないように撮影時は注意してください。上陸を端から見たらこの様な感じです。
着いたそこには・・・・・
と言いたいところですが、着いたらこの状況。そう言ってもすぐ着くので安心してください。
この細い道をてくてく歩いたその先には・・・
この様な無人島が待っています。ここで綺麗な海を存分に楽しんでください。
辰の島にある設備情報
無人島と聞いて、「到着、さあ思う存分泳ぐがよい」的な放置プレーではなく、最低限の設備はあります。
・シャワー
・トイレ
・更衣室
・休憩所
は無人島内にあります。残念ながら「海の家」や「自販機」はありません。※夏休み期間中は手売り販売をしている可能性あり。
蛇ヶ谷(じゃがたに)沸騰ワード10紹介
辰の島と並び、有名スポットといえば沸騰ワード10でも紹介されていた蛇ヶ谷(じゃがたに)。
辰の島に上陸し、奥に進むと見れる断崖絶壁のことを指します。
また、辰の島の遊覧プランで外側からも見ることができますので、ぜひ見に行ってださい。
辰の島フェスティバル
辰の島ではここ数年、7月最終日曜日もしくは8月第一日曜日に「辰の島フェスティバル」というイベントが開催されています。
イベント中は会場内でお弁当や焼きそば、ジュース、ビールなどが販売されており、その他昨年は以下の様なスケジュールでイベントを開催。
2018年辰の島フェスティバルの日程とイベント内容
・開催日 2018年7月29日
・参加料無料(渡航運賃のみ 大人500円 子ども300円)
・シーカヤック体験試乗
・抽選会(先着200名に無料抽選券プレゼント)
・コーラ早飲み競争
・スイカ割競争(幼児先着順)
・海の幸つかみ取り
・辰の島クリーン大作戦(参加者の方には粗品あり)
期間中は、たくさんの方で賑わう辰の島、2018年も楽しみですね(
主催:辰の島フェスティバル実行委員会
共催:壱岐商工会
お問い合わせ:0920-47-6001
イベントを狙って辰の島に行くもよし、通常時にあり得ないほど綺麗なコバルトブルーの海で泳ぎまくるもよし、壱岐の自然を存分に楽しんでください。
帰りは自力で泳いで帰りましょう・・・
まじか!ウソやろ!
ウソです。帰りも来た時と同じように船に乗って帰ってください。もしいたずらでずっとどこかに隠れていたら・・・・マジで取り残されるので悪ふざけはやめる事をオススメします(笑)
辰の島の帰りによって欲しい店「お食事処 大幸(たいこう)」
壱岐は魚が美味しいと有名ですが、ウニも同じく有名です。もしウニが食べれるのであれば、このメニューがオススメです。
新鮮なウニを20個も使ったかなり贅沢な一品です。その他定食もありますので、苦手な方は他のメニューで楽しんで下さい。
辰の島の近くの宿泊施設
せっかくなら、この辰の島の近くに泊まって思う存分楽しみたいという方にオススメの宿泊施設として、先日オープンした「ゲストハウス LAMP 壱岐」
Web制作会社である株式会社LIGが展開している事業の一つであるゲストハウス「LAMP」。LAMP野尻湖(長野県)、LAMP豊後大野(大分県)に続き、全国で3か所目となります。
20年以上そのままにしてあった築90年程の木造3階建ての「つたや旅館」を改築し、個室やドミトリーを設けたゲストハウスとして生まれ変わった「LAMP壱岐」は辰の島に渡る港までも近い所に位置しています。
画像参照元:LAMP壱岐さんのFACEBOOKページより
また、昔は酒蔵だったところもレストランに生まれ変わり、LAMP壱岐の隣で営業しています。(Bistro LAMP)
その他の「LAMP壱岐」の詳細はホームページにてご確認ください。
辰の島の魅力はいかがでしたか?壱岐ではどの海も綺麗ですが、その中でも綺麗な辰の島。沖縄に行くには時間と予算がない。そんな方でも気軽に行ける観光スポット壱岐。
初めて壱岐に行く方は、何かとよくわからないと思いますので、壱岐をはじめ島旅に特化した旅行会社を合わせてご紹介しておきます。