この間うるさかったから口ふさいでやったったわ!
今回は僕の様に自分では気付いていないものの、いつの間にかいびきをかいていることを知ってショックを受けた方のために、いびきの原因やいびきの改善方法を紹介していきます。
いびきの原因
なぜいびきをかいているのか原因から知っておきましょう。原因知らないことには何も始めりませんからねぇ。。。
いびきの原因には大きく「体調」と「合わない寝具による不良な睡眠環境」「身体の特徴」による3つが挙げられます。
①体調が原因のいびき
まずは体調面によるいびきの原因から理解していきましょう。体調面によるいびきは以下の2つが原因として挙げられます。
アルコールが原因によるいびき
アルコールには全身の筋肉を緩ませる効果があります。アルコールによる全身の筋肉の緩みによって、睡眠時に舌が落ち、軌道が狭くなってしまうためいびきをかいてしまいます。
リラックス効果のあるアルコールも、寝ている間にいびきをかく原因になっているのですね。。。
鼻づまりが原因のいびき
鼻がつまっている人もいびきをかきやすい原因です。
鼻がつまっていると鼻呼吸がしづらくなり、口呼吸をしてしまいがちです。口呼吸は鼻呼吸よりも気道が狭くなる結果、いびきの原因に繋がります。
鼻炎の方も、もしからしたいびきをかいているかもしれませんね。
②寝具が合っていないことが原因のいびき
寝具が合っていないことでいびきをかくこともあります。
例えば、良くあるのは枕の高さが合っていない場合。
枕が高すぎると喉や気道を圧迫してしまい、空気の通り道が振動することでいびきが生じてしまうことがあります。
また、逆に枕が低すぎても口が開きやすくなり、口呼吸をする際にいびきが生じてしまうことがあります。
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③身体の特徴が原因のいびき
体調面によるいびきの原因が理解できたら、今度は身体の特徴がいびきの原因となっているのはどういった場合なのでしょうか。
太っている(肥満)・二重あご・首が太い
1つめは太っている人です。太っている人=いびきをかくといったイメージが多いと思いますが、これにはしっかりとした理由があります。
ただ太っているからというわけではなく、首の筋肉が問題となっています。また、これには二重あごの人や、スポーツをやっていて、首の筋肉が他の人より発達している人も該当します。
あごが小さい
昔と比べて噛む回数が減ってきており、あごの発達が低下傾向にあります。
噛む回数が減り、次第にあごが小さい人が増えているだけでなく、昔より硬いものを食べなくなっているため、あごの筋肉が弱く、舌を支える力が弱い傾向にあります。
そのため睡眠時に舌が落ち、気道が狭くなるため、いびきをかくことに繋がってしまいます。
ある統計データではいびきをかく人は全体の約28%と言われています。その中でも男性に限っては約42%の方がいびきをかくというデータが出ています。
また、年齢を重ねるごとにいびきをかく割合も高くなる傾向にあります。
男性の方がいびきをかく割合が多い結果が出ていますが、女性の中にももちろんいびきをかく人はいます。
ではこれまでに挙げた原因の他に、女性がいびきをかく原因は何なのかについて解説していきましょう。
旦那や彼氏にうるさいと言われた!女性がいびきをかく原因
女性といびきには、年齢的なものも関係しています。
女性ホルモンには筋肉を緊張させる働きがあり、気道をしっかりと確保しています。しかし、女性ホルモンは加齢によって徐々に減少していくため、加齢に伴いいびきをかく人が増えています。
また、女性ホルモンのバランスが安定しない方もいびきをかきやすいようです。
女性の場合は先述した体調や身体の原因の他にも、女性特有のホルモンバランスを整えることも意識しておかなければいけません。
いくつ当てはまる?いびきをかいているかもしれない人
とは言うものの、誰かに指摘されなければ、自分でいびきをかいているかどうかわからないものです。
いびきをかく人にはいくつかの共通点があります。当てはまるが数が多いほど、いびきをかいている可能性が高くなります。
- 太っている人
- 首が短く太い人
- お酒をよく飲む人
- あごが小さい人
- 仰向けに寝ている人
- 口を開けて寝ている人
- 鼻炎やのどに病気がある人
- 枕が合っていない人
自分がいびきをしているかチェックする方法
家族や彼女、友人などにいびきをかいていると指摘されることで、はじめて自分がいびきをかいていることを知りますが、もし一人の場合だと自分がいびきをかいているかどうかなんて寝ているとわかりません。
そこで、寝ている時にいびきをかいているかがわかるアプリをいくつか紹介します。アプリなら一人で使えますし、自分が寝ている時にどうなのかわかりますね。
いびきをかいているかわかる無料アプリ
- Sleep Mastaer
- いびきラボ
- Sleep Talk Recorder
- プライム睡眠レコーダー
いびきや寝言を感知して録音機能もついているのですが、就寝から入眠、鳴動、起床、睡眠、覚醒のそれぞれの時間や睡眠効率がグラフで一目でわかるので便利です。録音されたデータには、結構しっかりいびきをかいていることがわかりました。中には寝返りの音だけのデータもありましたけどね。
いびきによる体への影響
いびきは周りの人がうるさいと迷惑をかけるだけではなく、体にも影響を与えてしまいます。
そもそもいびきは寝ている時に気道が狭くなった際に、そこを通る空気のが発する振動によるものです。
睡眠中は誰しも筋肉は緩み、舌の付け根が奥に落ちるため気道が狭くなってしまいます。
通常、健康な人はさほど気道が狭くなりませんが、肥満や二重あご、アルコールの飲み過ぎや鼻炎など何らかの原因で気道が狭くなり、いびきとなります。
睡眠時呼吸障害
睡眠時呼吸障害の多くはいびきをかく人が当てはまります。家族や他の人に指摘されたり、先程紹介したアプリでいびきをかいているとわかった方は注意が必要です。
気道が狭くなることで体内に酸素を取り込む量が減少します。いびきをかく人は血中の酸素量が低下してしまいます。中にはいびきをかかない人と比べて30%も低下する人もいるようです。
こういったいびきは「睡眠時呼吸障害」と呼ばれ、れっきとした病気の1つに診断されます。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時呼吸障害の中でも、もっとも症状が重いもので、睡眠時に何度も呼吸が止まってまうものを睡眠時無呼吸症候群といいます。
睡眠時無呼吸症候群は特に大きないびきをかく人に多く、いびきをかいていると思ったら急に静かになったように周りが感じているのなら注意が必要です。
この状態を繰り返すことで寝ても眠い、日中に耐えれない程の睡魔に襲われる、充分な時間睡眠をとったはずなのにいつも疲れが取れないという方は一度医師に相談した方がよいでしょう。
生活習慣病のリスクが高くなる
いびきをかくことで血中の酸素が不足しがちになるのは理解できたと思います。ではいびきをかく人はなぜ生活習慣病のリスクが高くなるのでしょうか。
特に大きないびきをかく人は、その分血中の酸素濃度が低下してしまいます。すると体内に酸素を多く運ぼうとするため、心臓は多くの血液を送り出そうとするため心拍数を増やします。
更に血液中の酸素濃度が低下することで今度は二酸化炭素の量が増加してしまい、血管の収縮、血圧の上昇に繋がります。
実際に高血圧症の方にいびきをかく割合が多いのはこのためです。
また、血圧の上昇や血管の伸縮を繰り返すことが心筋梗塞や脳梗塞、狭心症の原因にも繋がってしまいます。
いびきの解消や予防方法
いびきの解消法は原因によっていくつかの解消方法がありますが、共通して行なえるのが「横向きに寝る」ことです。
仰向けに寝ることは舌の筋肉が緩み、気道が狭くなってしまうため、横向きに寝ることで気道を通常通り確保し、いびきの予防に繋がります。
しかし、いつも仰向けに寝ている方にとって、急に横向きに寝ていてもしっくりこず、寝ている間にまた仰向けになっている場合も少なくはないでしょう。
普段仰向けに寝ている方が多い方には、横向きに寝る専用の枕もありますので、試してみるのも良いのではないでしょうか。
繰り返して使うことで、横向きで寝る態勢に慣れ、いびきの解消や予防にも繋がります。
肥満や二重あごの方のいびきの解消方法
肥満の方にとっては横向きが苦しいと感じる方もいることでしょう。肥満は様々な病気にも繋がる原因ともなりますので、肥満の方は並行してまず痩せることをお勧めします。
また、気道が狭くなりいびきをかいてしまうのは舌の筋肉の低下にも原因があります。
いびきをかく人にお勧めのサプリ
空気を通りやすくするためには「リンゴ酸マグネシウム」や「コエンザイムQ10」「ギャバ」「イミダペプチド」などの成分が有効的です。
これらを食べ物でたくさん摂るには限界がありますので、サプリメントなどで補給するのも良いでしょう。
鼻づまりの人のいびきの解消方法
花粉症やアレルギー性鼻炎など鼻づまりの人ひとには、毎日気軽に飲めるお茶でまず鼻づまりを良くすることでいびきを解消する方法もお勧めです。
現在では、健康や美肌を目的としたさまざまなお茶がありますが、ビデンスピローサを使ったお茶の存在はご存知ですか?今回は、現在医療業界、美容業界でも注目され何かと話題の単なる健康茶、美容茶ではない「ビデンスピローサ茶」の魅力と、その成分[…]
大きないびきをかいている人・無呼吸症候群の疑いがある人の改善方法
ご家族やご自身でアプリを使って大きないびきをかいている人は横向きで寝ることを試すのもよいですが、それでもいびきが解消されなかった場合は、医師へ一度相談されることをお勧めします。
近年ではいびき治療専門のクリニックもありますので、治療を検討するのもよいでしょう。