壱岐と言えば新鮮な「魚介類」や「壱岐牛」が有名になっていますが、その他にもたくさんあるにも関わらずこの断固たる2トップのおかげで、陰にひそめがちな名産品。
今回は、魚やウニ、サザエ、壱岐牛をはじめ、埋もれていますが個人的にも推していきたい名産品をシェアします。
壱岐の名産物のお取り寄せ・通販一覧
なかなか壱岐へ行く機会がない方、こまめに壱岐の名産物を食べたい方にはお取り寄せや通販を行っています。シーズンによっては販売を中止しているものもありますのでこまめにチェックしておいてください。
・新鮮鮮魚 七里ヶ曽根市場 (魚介類・壱岐牛など)
・手作り島豆腐なかむら (島豆腐・壱岐牛)
・壱岐の雫 (壱岐の名産物)
・壱岐なお取り寄せ (壱岐の名産物)
・壱岐牧場の手作り工房 (壱岐牛ローストビーフ・ハンバーグ・ソーセージなど)
・うに屋のあまごころ通販 (壱岐の名産物・お土産など)
・壱岐直送 壱岐食彩 (壱岐産アスパラガス)
・ぶどうの木 (壱岐産の有機野菜)
続いて壱岐の鉄板的名産品と意外と知らないその他の名産品を紹介します。
壱岐牛
壱岐牛とは壱岐で生まれ、壱岐で育てられた純粋培養の牛。
島を囲む海からの潮風を受けたたっぷりと塩分を含んだ牧草を食べて育つため、血統上肉質が柔らかく、味わい深い極上の霜降りが特徴です。
壱岐牛の歴史は古く弥生時代にまでさかのぼり、かつて平安時代には牛車をひく駿牛として重宝されていた時期もあると言われています。
また、壱岐牛は「地域内一環経営」で育てられており、子牛の段階から肉牛までを同一地域で一貫して行なわれるもので、全国的に見ても事例が少ないようです。
例えば、ブランド牛として圧倒的な知名度を誇る「松阪牛」も、松阪で生まれた子牛が育てられているわけではなく、他地域から肉質の良い素牛(もとうし)を買い付け、松阪で育てることにより「松阪牛」となります。
ちなみに、「松阪牛」や「神戸牛」などのブランド黒毛和牛の素牛として、「壱岐牛」の子牛が買い付けられるケースもあるほどです。
壱岐で、この壱岐牛を堪能できる店と言えば・・・・
味処うめしま
芦辺港のすぐそばですので、博多港から芦辺港着のフェリーや高速船で壱岐に訪れる際はモウそのままの足で行ってほしい牧場直営のレストランである【味処うめしま】は帰省した際に絶対行く飲食店の1つです。
このうめしまは過去に「第40回 九州産肉牛枝肉共進会 金 賞」「平成22年度開場記念ミートフェア(牛枝肉)最優秀賞」「第7回壱岐市和牛共進会(肉牛の部)金賞」他多数受賞歴のある有名なところです。
ランチは1000円~ 焼肉は2000円~
味処うめしまの隣には「ミートショップうめしま」が併設されていますので宅配ギフトとしても利用可能です。
トロル
博多港からのフェリーや高速船が着くもう1つの港「郷ノ浦港」がある郷ノ浦町内にある洋食と珈琲の店「トロル」では壱岐牛を使ったハンバーグがオススメです。
高校生の時、土曜日の昼にランチに行くのが恒例になっていたのを思い出すなぁ
モカジャバ大久保本店
福岡市中央区今泉にもあるモカジャバカフェの壱岐店は辰の島やイルカパークがある勝本町にあります。
ここの「壱岐牛ハンバーガー」がオススメ。壱岐内でも人気のカフェですので、行く前に業況を確認した方がいいかも・・・福岡の今泉店とは異なった和の雰囲気の外観が目印です。
壱岐の魚介類
まぁ、説明するまでもなく、これほど海がキレイなら当然魚介類も美味しいに決まってますよね。
また、ウニやアワビ、サザエも有名です。その他、壱岐近海は海底の地形が起伏に富み、黒潮と親潮の合流点でもあり波も荒く、潮の流れも複雑な為、大小様々な多くの魚達を育む大変豊かな海域です。
四季を問わず旬の美味しい魚が数多く水揚げされ、漁業師だけではなく釣り人にとっても離島の壱岐は大物の釣れる可能性の高いとても魅力的な釣り場でもあります。壱岐島外からも年間数多くの釣り人達が訪れています。
四季折々の魚釣りも楽しめます。
春・・・・・・クロ(メジナ)、マダイ、チヌ、ヒラスズキ、イサキ
夏・・・・・・クロ(グレ・メジナ)、イサキ、アジ、イシダイ
秋・・・・ヒラス(ヒラマサ)、ヒラスズキ、イシダイ、アラ(クエ)
冬・・・・・・クロ(グレ・メジナ)、マダイ
ぶっちゃけていうと、壱岐内ではどこで魚を食べても美味しいですが、せっかく壱岐に訪れたなら、宿泊先の料理のグレードは惜しみなく上げることをオススメします。
また、日帰りの方や飲み歩く方の為にいくつか特に美味しい飲食店をご紹介しておきましょう。
気軽に食べるなら・・・「うにめし食堂はらほげ」「大幸」「食堂よしもと」
あまり滞在時間がない方なら・・・「髭達磨(ひげだるま)」
壱岐産米
壱岐は温暖な気候と豊富な地下水によって稲作が盛んに行われているエリアです。「深江田原(ふかえたばる)」という長崎県2位の面積を誇る有しています。
壱岐産のお米の銘柄は多数ありますが、その中でもいくつかのオススメを紹介しましょう。
にこまる
九州のブランド米「ヒノヒカリ」に代わりうる品種として、おいしさ、品質、収量の3拍子揃った米を目標に開発された品種で、ふっくらとした食感と口の中にひろがる香りが特徴です。
つや姫
つや姫はコシヒカリに代わる早期水稲品種として、山形県で育成され、極良食味品種として日本のブランド米の一躍を狙う、人気を集めている品種です。つや姫は全国でも山形、宮城、大分、島根、長崎の5県でのみ生産されています。
画像参照元:土肥製菓さん
壱岐のカステラ・かすまき
長崎の銘菓と言えば「カステラ」が挙げられますが、壱岐ももちろんカステラの生産に加え、江戸時代の参勤交代の武士に好んで食べられたカステラの生地を鉄板で巻く「かすまき」も有名です。
「土肥製菓」さんや「丸善菓子店」さんなど島内には老舗の製菓店が伝統を守り続けています。
壱岐のアムスメロン
楕円で皮は網があり薄く、果肉は一度食べたら忘れられない濃厚な香りと甘みでとてもみずみずしい高級品種です。
壱岐産のアムスメロンは農薬を使わないミツバチによる自然交配で安全でおいしく、完熟してから収穫、出荷されます。
旬の6月初旬にはJA壱岐市HP、直売所「アグリプラザ四季菜館」、「島の駅壱番館」などで予約ができ、6月中旬に行われる「メロン・牛肉まつり」でも購入することができます。
熟れたメロンを半分に切ってスプーンで贅沢に食べるのがオススメ♪
壱岐産アスパラガス
出荷額3.5億円と小さな島ながら年々人気を集める壱岐のアスパラガス。甘くて、エグみが少なくみずみずしいのが特徴です。
平成元年にJA壱岐市アスパラガス部会が発足し、ハウス雨よけ栽培がスタート。
12年から化学肥料の低減技術や農薬削減技術への取り組みや紫外線カットフィルム・フェロモントラップの導入を開始、13年に県内初となる部会員全員でエコファーマーを取得、14年に黄色蛍光灯を設置するなど安全安心な作物づくりに取り組み、水稲・畜産・アスパラガスの循環型農業を構築しました。
24年にはそれらの取り組みが認められて第41回日本農業大賞(集団組織の部)を受賞しています。
壱岐の島豆腐
通常の豆腐の2倍ほどの大豆を贅沢に使い、しっかりとした質感の木綿豆腐です。
大きめのサイズだけではなく厳選した国産大豆の濃い豆乳と海水にがりの味のある豆腐が「壱岐
最後に
壱岐牛や魚介類の他のもこんなにいろいろな名産物、特産物がある壱岐。
豊かな自然を活かした栽培は高品質なものを多数生み出しています。
壱岐に訪れたことがある方、これからご予定の方はもちろん、そうでない方も是非これを機に壱岐の魅力を味わっていただけたら幸いです。